ジェネリック医薬品の台頭:その②

―:それ(ジェネリックの台頭)っていうのは最近できてきた流れなんですか?

元MR:以前だったら先発メーカーとジェネリックを作る後発メーカーってのが分かれていたんですけども、今はもう新しい薬も作るけども、ジェネリックも手がけないと薬価差ダウンが埋められないんで、ちょっとぐちゃぐちゃ状態にはなっていますけども、大きくは先発医薬品メーカーと後発医薬品メーカーに分かれてはいますね。

―:じゃあ、まず新薬の話をお聞きしたいんですけども。

元MR:その前に薬の仕組みから説明したいと思うんですけども、新薬っていうのは特許の申請から20年位が特許として認められているんですよね。申請っていうのはは新しい成分が認められてからなんですけど、薬っていうのは、苔とか新しい細菌なんかから見つけられて、その時点からの20年なんで、新薬の発売から20年ではないんですね。だから今使われている薬でも、発明されたのは今から20年以上前で、それから20年が特許期間であって、発売後4から5年で特許期間が切れる事もあり得るわけなんですね。

―:そうなんですね。

元MR:だから新薬の発売から特許の期限切れまでが短ければ短いほど利益の恩恵にあずかる期間が短いわけですけど、まれに5年間延長もされる事もあります。

―:そうなんですか。じゃあ特許が切れたら同じジャンルっていうか、似たような競合品が入って来てもいいって事なんですか?

元MR:そうです、それが後発品の事なんです、先発メーカーはこの特許権があるんでその権利に守られているんですけど、その特許が切れてしまうと後発品メーカーもその薬を作ってもいいですよという事なんです。

―:なるほど。