MRは転勤が多い!!:その④

―:雰囲気的にはどうなんです? 「うわあ、転勤だ」っていう感じなんですか、それとも「ああ転勤なんだ」っていう。

元MR:それはもういきなり言われるからですね、どうしても喜ばしいことじゃないと思うんですよね。だから、一瞬ちょっと戸惑う。だから、ちょっと考えたいんですけれども、そういう時まで上司もやっぱり上手いですね。やっぱりこれが一番気になるところかなと思うんですけど、これも、自分の体験談とか聞いたところとか、結構自分もこの職だけじゃなくて何回も職変わってるんで転勤とかよく分かるんですけど、まず当然言われるのは上司の人にですよね。直属の上司、課長あるいはもっと上の所長クラス、その辺から言われることはやっぱり一番多いですね。

―:そうなんですね。

元MR:どういった状況で言われるかっていうのは、やっぱりどうしても雑談から入ってきて、「最近どう、調子は」っていう感じで聞かれるんですよね。「担当地区慣れた?」とか、「奥さん元気」とか、「君、ご両親も元気だったよね」とか、「子どもさんも学校に慣れたかな」と、そういう軽いタッチで入ってくるんですよね。最初は。

―:ええ。

元MR:「どうしたのかな?今日の課長ちょっとなんか違うな」という感じはその辺で大体分かるんですよね。それから今度はちょっと間をおいて、いろいろそれで雑談して「ところで」って事で入ってきて、「今度福岡の支店で一人欠員が出たんだけど」と、あるいは「名古屋で君と同期の者がちょっと辞めたんだけど」と。また、「あっちの営業所では即戦力を探してるみたいなんだけど」っていうことで入ってきたり、「あっちの部署では若い者を引っ張る30代の営業を探してる」と。いかにも自分をどっかから欲しいんだよっていうような言い方ですよね。

―:なるほど、なるほど。