MRは転勤が多い!!:その⑥

元MR:そして最終的にちょっと威圧的になって、「もうこれは会社の決めたことだから」と。「社会っていうといろいろあるよな」と。それとか、「みんな先輩たちもそうやって苦労してきてるんだぞ」と。「奥さんと帰ったらよく話し合ってみてくれないか」と。「引っ越しの準備とかあるし、早めに決めてくれよな」と。こうなったら、もう決めなくちゃいけない。こんな感じでじわりじわりと来て、最後にはもう決める。さすがに上司だなと感じる。うまい。そう感じられますよ。

―:凄いですよね。でもこれって基本的には拒否できないわけですよね。

元MR:基本的に拒否できないですね。俺もそうやって聞いたことがあります。「これ拒否したらどうなるんですか」って。「ちょっとそれは困るなあ」って事で、「もう辞めてもらうしかないな」っていう事を言われたことあるんですよ。

―:本当ですか。あの、どういう基準で決まるんですか。やっぱ欠員、人数調整っていうのは分かるんですけど、どういう基準で・・・。

元MR:欠員とか最初の採用時の条件とか多分色々あると思うんですよ。「転勤可かどうか」とか。昔の厳しい時代に入った人は大抵採用時に、採用のとこに「転勤可」とか絶対書くはずなんですよ。それが結構人事に残るんです。それがある。だから厳しい時に入ってしまうとそれがずっと引っ張られる。でも新入社員で入ると結構大事に育てられるからその辺は融通はきくけど、基準も厳しいし・・・そこの条件も結構いろんなことが書いてある。

―:見えない違いみたいな。

元MR:「不足要員のための補助要員てなもんだ」と、「お前はそれを了解して入ってきたよな」と。

―:なるほど。よ・よく分かりました・・・。