―:さっき給料の話になった時に「外資系」って言葉が出てきたんですけど、外資系企業と日本系企業って結構体質が違いそうですね。給料の話を聞いた時に「すごいな」という印象を受けたんですけど、反面外資系ってドライな印象を受けると言うか。外資系と日本系の体質って、やはりあの日本系ってやはりある程度雇用が安定しているっていうか続くっていう・・・。
元MR:そう。日本系の企業はまず終身雇用。今は大分変わってきましたけれど、20年前に就職したころには終身雇用が根強かったんで、一回入ったら定年までいる。それが普通の調子だったけれどもですね。外資系はそんなことない。いらなくなったら捨てられる。だからいらなくなったら給料高いけれども、転勤かクビになるかどっちか。
―:なるほど。で、MRさんって結構食い込む事が仕事じゃないですか。って事は結構あちこちコロコロ変わってたら、結局は長い眼で見てお互いプラスにならないような気がしたんですけれども。逆に長くやってる人ってある程度顔が利いたり、あると思うんですよ。
元MR:まあ、長くいればですね、だから大抵4~5年で転勤というのが多いですよ。
―:ふ~ん。
元MR:だからちょっと他のメーカーに聞いたところによると、日本の大手のメーカーに10年くらい居るところもあると、でも大抵4~5年ですね。
―:それで別のエリアに移動する。
元MR:だから、○○管内に大きな支店があって、それぞれの県に各支店がある場合、○○管内で4~5年住んでいると、それはメーカーの規模によって全然違ってくるし、ちっちゃなメーカーになると日本全国支店が無くて、後は全国出張でそれぞれの地方1人で回ってるとか、そんな感じだったし、メーカーの規模・・・規模によりますね。誰もが大手に入ったほうが良いって。