―:あのすいません、じゃあMR、というか製薬業界へ入られたのきっかけっていうのを聞かせてもらいたいんですけど。
元MR:自分の場合は中途採用だったけど、新卒の場合はまぁ一応どこの会社でも一緒で就職活動して入ると思うけれども、それはどこだって一緒だから、中途の場合はだから、自分の場合は中途で入ったきっかけとして、どうしても前の会社を病気で辞めたから、その病気で辞めて病気を治すために入院生活2年と長かった。で、そういう事を入社時に、面接の時に話したらその面接担当者の人が、業界は病院関係だからその、「病院に入ってて2~3年も入院して、そういう経験があるならぜひ!」と、その職場に役立つ。病気がデメリットになるんじゃなくて、それが良い事だと、それだけやってきた事を認められたからその所長が雇ってくれた。
―:なるほど。
で、そのデメリットをまぁ、利用するじゃないけど、たまたまその所長が気に入ってくれた事が大きな理由。自分だって10社以上は受けてるけど、やっぱどうしてもその、何も考えられずにポンと切られる時もあるから、せっかくうまくいってたんで本当の事話して「何で前の会社辞めたの?」。正直に話せばそれとピッタリ所長の意見が合うこともあるし、そういったいきさつでその会社に入って、(病気の長期入院が)アピールポイントであったから良かったけど、「そんなに入院してるなら社会から遠のいているな」と言われたらそれでお仕舞いだし、そのへんはやっぱり雇ってくれる人事担当者ってのは結構その時大事になってくる。
―:やっぱり事前に調べるって事と、あとやっぱり人それぞれに志望する理由ってあるんですけれども、その辺の意図をはっきりとアピールするってことが大事になるんですね。
元MR:そうそう。それをしないといけない。
―:まぁやっぱり上手いアピールポイント見つけられて向こうの方と意見が合ったらこれほどやっぱりいい事はないという事ですね。