ジェネリック医薬品の台頭:その①

―:でも業界を見てるとやっぱりジェネリックとか後発医薬品の存在感は年々大きくなって来てるような気がします。

元MR:それを説明する前に、なぜ医療費は増大するのかっていう問題があるんですけど、医療の現場サイド、つまり医療現場としては、新薬を先発医薬品を使いたいんですよね。なぜかっていうと、新薬を使う事によって利益、つまり薬価差が大きくなり、医療機関によっては利益が大きくなるという事なんですね。あと新しい薬というのは患者さんにとっても病気も治るし、信頼感もできて医療機関としては新薬を使いたいわけなんですね。だから医療費も当然増えていくんだと思います。

―:なるほど。

元MR:また最近の医療現場においては医師や看護師の人材不足という問題もあって、人件費にかかる負担も増えてきているので、どうしても医療費は増えていく物なんですよね。

―:それからジェネリックの問題っていうのはどうなんですか?

元MR:そうですね、医療機関側と違って、患者さんサイドから医療を見ると、患者さんとしては安い薬で病気が治るに越した事はないのであって、少しでも安い薬を使って欲しいのが本音だと思いますね。

―:そうですよね、自分たち患者からすると安いジェネリックを使って欲しいんですけど、業界側から見るとジェネリックっていうのは、結構冷ややかな反応なんでしょうかね。

元MR:そうですね。業界側からすればジェネリックっていうのはあまり好ましいものではないですね。

―:それはやっぱり粗利が減るからなんですか?

元MR:それも当然ありますね。先発メーカーからみるとジェネリックっていうのはたぶん嫌がられているもんだとは思うんですけど、今は結構ジェネリック専門のメーカーができているんですよ。

―:そうなんですか。

元MR:結構大手もあって、○○さんとか数社ありますよ。