―:それであの、理系と文系ってありますけど、理系の人が多かったりするんですか?
元MR:営業はやっぱり文系。だけど工場とかは全部理系。開発とか学術関係とかは理系の人が多い。
―:ふ~ん。
元MR:やっぱ営業はほとんど文系。扱ってるのは薬だけど、やってることは営業だから。
―:やっぱそうなんですね。で、基本的にやっぱり大卒っていうのが、大卒の人っていうのが基本なんですよね。
元MR:そうですね。大卒しかいないですね。
―:まあ確かにいろいろ勉強していかないといけないでしょうからね。
元MR:いや・・・そんなに(苦笑)
―:ははは
元MR:まあ学歴的なものはほとんど無いと思う。
―:ふ~ん。
元MR:いいメーカーは確かに学歴があるけど、中堅とかそっちになるともう売り上げの方だから、なんかに秀でてる方がいい。
―:ふ~ん。
元MR:野球で甲子園に行ったとか、柔道やってて体がデカいとか。そういうほうが先生と話しになるから、なんか(話の)ネタを持てそうなやつが面白いって、最低でも大学は出ててほしいなと、いい大学に越したことは無いけど、いい大学になればなるほど今度は個性がなくなってくるから、そんな周りを見ても超一流の大学っていなかったな。
―:個性って言うのは面白いですね。確かに就職活動の時に、あの「大学で何をやってましたか」って結構聞かれたりする。そういうのがあるんですね。
元MR:そう、ある。それがまさにこの業界では出るかなと。「頭がいい」だけじゃ駄目だなと。
―:ああ、ということは最後はやっぱ営業なんで。そういう、喰らい付いていくような。
元MR:そうそう、そういう話が上手くて遊び好きなやつがなる。
―:ああ~なるほどな。なんかわかってきましたね。
元MR:だから面白いやつにとっては面白い。
―:でしょうね。
元MR:難しいと思えばこれほど難しいことは無いのかもしれないけど。
―:ははは。でしょうね。
元MR:話し方ひとつで切られちゃうから。
―:あぁ~それ怖いですよね。
元MR:怖い。
―:おんなじ所にやっぱずっと行くんであれですよね。まぁ僕なんかもやっぱりちょっと(今の仕事で)似た様な事(法人回り)やってるんですけれども、ちょっとやっぱ揉めて切られたりとかりっていうのが本当に怖いです。
元MR:そう、それがやっぱり頭にあるんでね。切られちゃいけない。