試供品について

―:メーカーさんって結構多いですよね。販促品。実は僕も結構試供品貰ったりするんですよ。

元MR:そうですね。だからメーカーはその医薬品にしても、いろんな物のメーカーにしても内容の販促小物類っていうのは、その医薬品を付けるわけにいかないので、医薬品に関するそれのネームが入った下敷きとか、ボールペンとかファイルとか多いですね。僕も入って来て思ったのは(卓上時計を持って)こんな小物作ってあるんですね。大手メーカーはうまいですね。先生がそれがよく目につくところに置けるペン立てっぽい、カレンダーぽい、時計とかみたいな物。大手ならちゃんと考える。それで金かけている所はいい販促物も使えるしですね、いい物たくさんありましたね。そういった物が車の中にいっぱい積んであるわけですから、知らない人が見たら何かあるなと思って荒しちゃうのも分かるような気がするんですけれど、そういうのを見えるところに置いてはいけないんです。ほんとに鞄とか販促品とかパソコン置くんですよね。だからそういった物が車の中にあふれかえっているんで、狙われやすいという現状ですよね。

―:、なるほど。先生と会話がない時に「ちょっとこれどうですか」って。用事がない時に。繋ぎの会話として言ってみたり。

元MR:まさにそうですね。毎月毎月最新の資料というか、最新の薬の情報があるわけでは無いんですよ。だからそういう時に日常会話の中で、「先生こういった物が出ました」って、「ちょっと使ってみませんか」とスタッフの人にもちょっと声をかければスタッフにもドクターが「こんなのもらったよ」とか言ってですね、結構喜ばれる事もある。またそれを配れば定期的にそれを欲しがる所も出てくるんですね。

―:なるほど。

元MR:「今度何を持ってくるの」「この前これ貰ったけどまた頂戴よ」と言われても、それは時々変わってくるもんでなんで、その辺は臨機応変に「先生またいい物出たら」とかいう事であくまで繋ぎですね。薬の話題がない時の繋ぎ。

―:たしかに、薬の話題ばかりあるわけじゃないだろうし、それに薬の話ばっかりじゃ・・・。

元MR:そうですね。だから「薬の話をウチに来てするな」って言う先生も時々います。結構いましたね。「面白い話題を持って来い、お前はそれでいい」と。薬の話をするなって言われるけど、上司とか来た時は薬の話しますからここ一番という時はしますけれど、普通は雑談ばっかりです。ほとんど。